〜林家三平物語〜

四方山話

今、全篇通してじっくり見た。
昨夜はテレビ付けっ放しの小さな居酒屋で、飲みながら、食べながら
話しながらのテレビ見ながらで、いろいろな場面が抜け〜ので
それでも、一応見てた。


他人の中で見ているのも悪くない。
夫と二人では分からない事も直ぐに答えが返ってくる。
「三平 誰?この人」
「トキオ」
「トキオの誰?」
「山口たつや」
「へぇーー」
《トキオ》ジャニ系である事はわかっても、山口クンのポジションが分からないから
話はそこで終わるのだけれど^-^;
それでも居合わせた客の年齢層から、三平の芸は誰でも分かる。
歌が流れれば一緒に口ずさめる
♪こっち向いて〜〜 何故逃げるのさ〜〜♪


歌笑風間杜夫となるとそこでまた一騒動。
彼らは風間杜夫が落語家として、活躍してる事知らないんだよね。
下手な落語家よりズーーと巧いっちゅうのに。
役どころが良かった。洒落た洋装の姿には
蒲田行進曲 銀ちゃん》を髣髴させて。。

(歌手のフランク永井が電話の呼び出し音に可楽の出囃子を使ってたとか。
そのフランク氏が 布施明に「兄さん、様子がいいね」と声を掛けてくれたそうな。
布施明トークではこれがイッチャン好き♪♪)
円鏡役の矢崎滋
彼もまたかなりの落語通で、長い事落語雑誌「 東京かわら版」にコラムを載せていた。
蛇足:この二人 私の大好きな朝ドラ《雲のじゅうたん》に出演していたのだ〜〜


志の輔が金馬役
きっと撮影の裏話 巣鴨の地域寄席でやったんだろうなぁ
私が通った頃は、御練の規模の大きさを笑いを入れながら話してくれた。
前代未聞でしょうからねぇ
《披露興行》は本当にお足が飛ぶらしい。
最近は何人かまとめての真打昇進もそのため。
東京にある寄席。国立演芸場も入れれば5軒。
10日×5軒=50日
各寄席に配るお弁当 出演者はもちろん寄席で働く従業員にまで配る。
特に国立演芸場の従業員は他の寄席に比べると多いのだそうな。
その他打ち上げもある。
20年程前に真打になった某師匠
2千万円があっというまに消えたと。


林家こぶ平・一平家のお弁当は極上の物が配られるそうで、
必ずその時期は高座の枕で話題になる。
今回の正蔵襲名披露では
「お弁当がきたから3人で分けた。二人はおかずでなんで俺だけ米なんだ?
後で聞いたら3段重ねで1人前。噺家は貧乏人が多いから(笑)」


こぶ平 真打後も高座に上がれば「蛯名家のお話」
池袋あたりになると、露骨に席を外す客もいる。
襲名意識した頃から芸風が変わり、古典大芝居にも果敢に挑戦。
大きな名跡を継いだだけに厳しい目もあるだろうが、頑張ってほしい。


それにしても 木の実ナナ 
先日テアトルで見たパンフレット、不吉な予感があったのだけれど、、、
「タケシ君 ハイ」の時のお母さんに比べると随分変わりましたネェ
老けて当然なのけれど、、、
逆いってね?気のせい??