〜森繁久弥と向田邦子〜
行かなければ
【森繁久弥と向田邦子展】
企画を知ったときから
今日の日を楽しみにしておりました。
会場は見事なほど 団塊の世代 あるいはもうちょっと上の
おじさん おばさんで埋め尽くされました。
男女の比率は、これまた見事なほど【半々でした】
NHKで放送していた 一連の向田作品
そして民放の【大根の花】初めとするホームドラマ
それらの手書きの台本;原稿
字に力があって、
カリカリ
今にもペンを走らせる音が聴こえてきそうです。
勝負服なるものも展示されてました。
細目のスタンドカラーがお好きのようです。
デザイナーは植田いつ子さんです。
そして、あの日の新聞記事も。
黒柳徹子さんが その時の向田さんの気持ちを思うと、、、と
徹子の部屋で語られてたのを今も覚えてます。
森繁久弥さんとは それこそ【あ・うん】の呼吸で
靡かない距離を楽しまれていたのかなぁ、、、と
想像してみたり。
本を三冊購入。
電車の中で 真っ先に目を通したのが
【向田邦子全対談】
山藤章二さんとのです。
感性の鋭いお二人の会話 嬉しくなっちゃいます♪♪♪
是非 ご本を!
向田さんの訃報をきいたとき、腹の底から、
ああ 惜しい人を失くした、と思った。向田さんは、素敵な老人になれる人だった。
素敵に老ゆることは人生最後の大難事だが、
向田さんは絶対になれる人だった。