〜添乗員〜
プロとは
結婚式に招待された夫の【添乗員】且つ【手荷物運び屋】として
ディズニーシーまで。
数々の家庭内旅行をプロデュースしたワタクシメが
今回お供いたすわけですから《大船に乗った気持ちでいてちょ 旦那様》
新木場→舞浜 順調に乗り換える。
やはり名添乗員は違うとあちらこちらから賛美の声が。
次は リゾートゲートウェイ・ステーション
ここまでくれば《お役目御免》だ。人の流れに沿って ...
①右下の方向に流れる人たち
②直進する人たち
(エッ?なんでこの場に及んで別れるんだよ?流れは1本でしょ?
ディズニーシーなんだからさ それにしても 駅だよ モノレールの駅は?
駅はどこだ?でもここで訊くわけにはいかん)
血眼で捜した駅は何度も目に入ってた建物だった。
建物の上壁に《Resort Gateway Station》
フンだ なにさ 気取っちゃってからに。
いよいよ モノレール
オッ 車内は大きな【スナック】を彷彿させる椅子の作り。
そのカーブがいいやねぇ
◇20年ぶりのディズニーランドだ、懐かしいねぇ
◇あらら、ここでは個々のホテルが凌ぎを削ってるんだ
◇ディズニーシー にぎやかだねぇ
◇ここは リゾートゲートウェイステーションね。
ん? 一巡してるよ!!!
あれ?前の駅でホテルの名前言ってないぞ
ほら、「次は●● ◎◎産婦人科はこちらでお降りください」てやつ。
「ここで降りて一駅戻ろう」 という愚かな夫に
「これは循環だから無理」と諭せば
「そうか、このまま乗ってればいいんだ 儲けたな」
スナック風の椅子に座って再度同じ景色にご満悦の夫
これでいいのだ〜〜〜。