〜祈るように語り続けたい〜

吉永小百合 原爆の詩12篇

何年前に録画したのか定かではないが、NHKウィークエンドスペシャルで放送したのが、
【祈るように語り続けたい】であった。
見終えた時 3時頃の半端な時間に放送してよいのだろうか?と
局の不甲斐なさに憤りすら感じたものである。
つい最近(昨年か一昨年か)にも、再放送されている。


紅白歌合戦で 彼女が朗読するという。
お祭り番組の中で…賛否両論あるとは思うが、
ほんの数分 【祈る時間】があっても良いだろう。
そこで、真の平和の有り難味を感じたら、
思いっきり、弾けようじゃないの♪ 楽しもうじゃないの♪♪


吉永小百合 永遠のマドンナ。
その彼女が20年前(S61年)市民団体 反核集会で朗読を依頼されたのが始まり。
以来 ライフワークとして 朗読を続けている。
番組内でインタビューに答える吉永小百合の美しいこと。
ほとんど素顔に近い化粧である。
シミだってしっかりある。
ドーランやライトで飛ばすこともせずに。
永遠のマドンナは、外面より【内面の美しさ】をさらに磨きあげていた。


再々放送されることを希望する。
今度は是非ゴールデンタイムで。


12篇は以下の作品からなる。
序  
ヒロシマの空
生ましめんかな
うめぼし
げんしばくだん
おとうちゃん
先生のやけど
無題
慟哭
燈篭ながし
折づる
永遠(とわ)のみどり