〜憧れの女性〜

そんな生き方に惹かれるの

長男からその店のことは聞いていた。
【汚ったなくて、ママが凄い】
何が凄いかって?

5時半に開けて7時半には、閉めてしまうことも。
ガラリと開けると酔いつぶれたママがカウンターに凭れて微動だにしないことも度々。
「やだな 俺が第一発見者かよ」
一瞬 誰もがそう思うのだそうな。
ツマミ?
ボードに書いてあるからといって、あるとは限らない。
食べ物調達に近くのスーパーまで買出しに行くのは客。
それぞれが自分のものを袋から取り出して食べる。
初めて来てその上「付けで」とでも言おうものなら、
啖呵を切って客を外に出し「パンッ パンッ」そんな音が聞こえるんだとさ。


先日 長男交えて食事していると、マスター(ママの息子タン)から
今から店開けると電話が入った。
名物ママ その日も早々に店を閉めたので、再度息子さんが店を開けることに。


私達のほかに若いカップルが来た。
状況判断 即買い物へ。
マスターはその「はんぺん」を綺麗に切ってお皿の上へ


ママの話をするときは、全員「どすの利いたしゃがれ声」になる。
マスターや息子は陰で「ジャニス」と呼び 
一度【サマー.タイム」を歌わせたいのだそうな。