〜ワーキング・プア 第二弾〜

ある日、突然

7月に放送したNHKスペシャル「ワーキングプア」は、“働く貧困層”の厳しい現実を見つめ大きな反響を呼んだ。「第2弾」では、NHKに寄せられたメールやファックスをもとに、非正規雇用で働く女性や、景気回復を実感できない中小企業などを取材。なぜまじめに働いている人たちが報われないのか。どうすればワーキングプアの問題を解決できるのか。一人一人が抱える現実を直視し、社会のあるべき姿を探っていく。

http://d.hatena.ne.jp/oyumi/20060726


ある女性は小学生の息子二人抱え、昼夜働き続ける。
母子家庭の補助金がありながらも、ギリギリの生活。
数年後には法の改正により、手当てが削減される。
彼女は言う「10年、あと10年頑張れば子供達が大人になる」と。


政府は《資格》を取れば、明るい道が開けるようなことを云うが、
資格をとるにはそれなりの時間、資金が必要であり、
なによりも、それを活かせる職場が不可欠である。


勉学でも趣味の絵画でも、優秀な成績を修めた女の子。
父親が倒れたことで、推薦で入れた美術専門校を断念し、
調理師の免許をとる。
が、その資格は何の役にも立たない。
町の負担から民間の企業へ移行した給食の会社。
時給の低さ、免許分は10円の値上げとなって反映されただけ。


「一生懸命やっているのに、これで、負け犬と呼ばれたら、、、悔しい」


昨夜は、働き続けざるをえない老人達も追っていた。


《努力すれば、報われる》
それが、いつから報われない社会になっていったのか。。。

ワーキング・プア
これからも、追い続けていくと言明。