〜窮すれば通ず〜

♪なんとか なるさー♪

昔、頻繁に起こるもので家族の薦めで笛付きやかんを買った。
何が起こるかって?
...やかんの空焚き...

薦められるまま買ったはいいが、結果はもっと酷いことに。
やかんかけたまま、二階のベランダで洗濯物干し、
空の澄み渡った日に望める富士山にみとれ、
はたまた左手の土手では、ここぞとばかり咲き乱れてる菜の花に感嘆し、
或いは目に入った雑誌を読み続け、
挙句、家族は「鳴ってるよ〜〜〜」と大声で喚く。


分かってるなら黙って静かに消しておいてよ。


これはやかんの大きさにも問題があったかも。
一寸大きめ、
これに安心しきってたかな。
沸騰するまでには時間がかかるだろうと。


人間は、失敗しながら成長していくものさ。
マンションに移ってからは、
メチャ小さいオサレなホーローのやかんを買った。
色は辛子。


部屋も小さいし、これなら大丈夫!!
なんて、そんな甘い考えではこの厳しい世の中渡ってはいけないのだ。
小さいながらも、時間が来れば沸騰し、沸騰し、沸騰し
水蒸気がなくなっても、やかんはやかん。
熱いからといって、決して自ら火をとめようとはしない。


そんなことが何度あったのだろう。
再度笛付きやかんを買いまつた。


今度は大丈夫!!
と思ったのは私だけで、
「鳴ってるよ〜〜〜」と家人の声。
分かってるのなら止めてくれよ 学習しないなぁ(-_-#)


ある日、惨事が起きた。
ホッカホカのやかん
慌ててコンロから外してシンクのテーブルに置いた。。。


自分でも未だに解せないこの行動。
コンロのスイッチを消すだけでよいのに。。。


シンクの樹脂が見事に3ヶ所、火ぶくれ状態、


やっちゃった〜〜〜(/o\)


最初にやったのが、マーカーの白で塗る。
色ぬっただけでは、無意味。
次に耐水性の印刷用紙があって、貼ったのだが多少透けて見える。
最後は、シンクを変えようじゃないか。
我が家のタイプはL字型で収納力はあるのだが、角の内部は
回転式のほうが取り出しやすいし。。。
丁度良い機会と思ってたところへ、昨日突然2組の夫婦が遊びにくることに。
ど、どうしよう


閃くものです。
主婦特有の「捨てられない」物の中に、テーブルクロスがあったのだ。
防水タイプの布製もあれば、布とビニールの中間のような物も。
そのうちの一枚がこれ。
両面テープでしっかりと。


助かった!残布もたっぷりだし^-^; アハハ

偶然とはいえ、これも薔薇♪♪♪