〜東日本大震災チャリティ落語会パート2〜
豪華な顔ぶれで
夜の部の出演者
高座では「横棒6本書いてあって(さんざ」と読みます。」
決まりでしたが、昨日は
「ミミちゃんと呼んでください」と。
二つ目の頃から 長老のような独特のスタイルで登場ですが
最近はこのスタイルがスッカリ定着してます。
【釜泥】
「きょんきょんとお気軽にお声をかけてください」
最近はあまりいわなくなりました。
もう中堅どこですからねぇ。
【天失気】
この日の立役者であります。
自分に何ができるだろう。。。と皆さんお悩みになるようですが
今日の入場料3800円
それがそのまま義援金になるのだと。
昼の部と合わせて800万円ほどになってるとか。
【扇の的】
テレビに出てる分、知名度としては全国区になっています。
お得意の「秩父の花火」体を使っての形態模写。
演目は【湯屋番】
声の使い分けが器用です。
そろそろ襲名したいと女将さんに相談したら
《泰葉》でどうかと言われたとか、
楽屋に小朝師匠がいらっしゃるからどうのこうのと、
圓楽師匠のこともからかって、。
- 圓楽師匠
笑点仲間をいじって
馬のす ←初めてききました。
- 柳家家禄
【初天神】
相変わらず着物のセンスは抜群です。
そして
大トリが 漫才の
漫才は色物と呼ばれ、落語会でトリをとることはありません。
特別の計らいですね。
3・11
彼らは気仙沼で仕事をしていたそうです。
そこでちょっと津波が起きてると思い
ここの二階にでもいれば。。。の軽い気持ちだったのを、
スタッフの【山のほうに逃げましょう】で今があるのだと。
そういうこともあるのですねぇ。
この日の昼と夜の興行
そして噺家たちの手ぬぐいの収益等で900万円
【あと100万で1千万円です】と。
それにしても、豪華な顔ぶれで
やはり小朝師匠の力なのでしょう。