〜お父さん ありがとう〜

今週のお題

私には、二人の【お父さん】がおりまして
一人は生みの親
一人は。。。夫


で、ありがとうというからには 勿論夫ではございません。
夫からは あ〜た 百万回ありがとうと言われても。。。
あっ
そういうことではなくてね ハイ
一寸気を静めまして 大きな深呼吸なぞをば
ふ〜〜〜〜

私の父であります。
体格がよかったです。
柔道は4段か5段だったかと、、、。

私は兄三人の末っ子でございますれば、
甘ったれの我がままの泣き虫で、、、。
手の付けようがございませんが。。。
父は甘かったですね。
父の膝の中が私の定席でありました。
口をあけてれば、食べ物が入ってきました。
まるで雛です。


叱られたのは17年間で二度だけ。
そのうちの一回はすぐ上の兄と喧嘩したときだったと、、、。
で、あとの一回は高校二年のとき。。。
学友が、父親の晩酌のビールをちょっぴり飲むのだと、、、。
ぎぇ〜〜
で、さっそくお願いして
当然NOですが、そこをしつこくせがんだら
【だったら飲んでみろ!】コップをドンと置かれて・・・
ポロポロ ただただ泣いてました。


私の冷え性はかなりのもので、
父と母はダブル布団で仲良く寝てましたが、
朝 母が起きるのを確かめて、私は母の抜けた布団にもぐりこみます。
母の残した温もりと父の体温で ホカホカです。
それは 高校二年の期末試験の前日まで続いてました。
その日 父は倒れ サヨナラの言葉もなく。。。

テストが返されるとそれを父に見せるのも、恒例の行事です。
私 点数の高い方から見せます。
で、どんどん下がって
しまいには目を覆いたくなるような数字に
「何だ これは?」
「だから、ほら その分こっちで」
いつもの会話も。。。。


最近の若い子は
「お父さん臭い」って のけものにしちゃうらしいけど、
馬鹿たれが!
それが男親というものなのだ!!
あっ 今のパパ族は娘意識して、オーデコロンとやらご使用とか。
ふ〜〜む
気の抜けたサイダーのようで、
あたしゃやだね。