〜徐々に〜

徐々に

昨日 池袋演芸場に行きました。
先月のお正月興行に負けず劣らずの豪華メンバーです。

テルチェックアウトして、丁度いい塩梅の入場、、、
のつもりが 前回同様もう席はほとんど埋まっていて
夫と私 ポツン ポツンと残っている空席に
セーフ


途中 学習の一環なのか 大学生とおぼしき団体がゾロゾロゾロゾロ
30人以上いらしてたでしょうか
立ち見でぐるり脇を囲むように 圧巻でした。

準繰りで

【あの人は今】
観客にも世代交代がありありと、、、
寄席に通い始めた頃 リュックでくるおじいさんがいました。
最前列でお弁当食べて、、、食べるとお気に入りの師匠追って末広へ。。。
いつしか そのお姿が見えなくなって。。。


権太楼師匠の【日曜日のおさらいの会】に初めて行った時のこと。
会場は満席で、、、
通路側の立ち席でしたが そのとき声をかけていただき
座席に置いてあるものをよけて座るように促してくれたのが【K】さん。
私が寄席に目覚め始めた頃で 行く会場会場でお会いし
仲良くさせていただきました。
あるひ 新宿のぷーけ劇場で(人形劇専門 小さな小さな劇場です)圓丈一門会があり
その帰り 駅までの道すがら 身の上話をされて。。。
奥様を亡くされてから、長いこと息子さんと二人暮らしで。。。
会社の人間関係には悩まされたが 寄席友ができて今が一番楽しいと。


そのKさんと久しぶりに遭遇したのは、末広亭前の路上でした。
小三治師匠トリの席で、通常の寄席後に【ロケット団の定例集会】のために
列に並んでいたときです。
【体を壊して また再入院するのだと】
それが Kさんとの最後となりました。


鈴婆ちゃんと呼ばれてるかたもいました。
【彼女とその仲間達】おじいさん数人といつも最前列にいました。
噺が終わると 即書き留めるのですが
そのための鉛筆を取り出すときに
財布の脇につけるあの小さな鈴ね
あれが【チリンチリン】となるのです。
もうね お馴染みの音で周りにいる人達もあたたかい眼差しの苦笑を。
ある日 池袋の会場前にある椅子に並んで座ったことがあり
あんなことこんなこと話しているうちに
ナント川越お住まいの72歳!
そのフットワークの軽さに脱帽
町田で開催の地域寄席に行って、その足で末広亭へですから。


私もね
素晴らしい先人に習って これからの人生 
引き篭もり症候群にならないためにも、
寄席に戻ろうと思い始めてます。

末広亭も 地下鉄のお蔭で【ドア ツー ドア】の感覚になりましたし〜♪♪♪