〜石巻〜

3・11

二日目は石巻に向かいました。
街道には 他県の(和歌山等)ナンバープレートを付けた
大型トラックが行き交います。
それをみるだけでも、頭がさがります。
道の両側には、高く積まれた瓦礫がテント向こうに見えます
テレビでも写され自家用車がうず高く積まれてました。
どこからみてみても無傷の新車がその上に置かれ。。。。


石巻の湾ずたいを走りました。
この美しい海をを取り巻くように 家々があっただろうに。。。

小学校も 中学校も 窓枠などはありません。 
公民館らしき建物には蛍光灯のようなものが線一本でぶら下がったままです
ここににいた人たちがどうぞ 無事避難していますようにと
そればかりを願っておりました。


今ではシンボルとなってしまった 防災対策庁舎に行きました。
作業着を着た若い男性二人が手を合わせていました。
鉄骨だけのその建物の前には 沢山のお供え物がありました。
お花も千羽鶴も。。。
お供えのお花が絶えないのを証明するかのように
建物の脇にはまだ供えられるような生花が ビニールのゴミ袋に収められて。


今 この建物を保存すべきか否かで意見が分かれているそうです。
遠く離れた私達と、地元の人の思いには
かなりの隔たりがあるように思いました。


どんな形にせよ
残された石巻の人達が納得できるものであってほしいと願うばかりです。