〜笑点〜 

林家たい平

笑点に出ている林家こん平が私の弟子で...イヤイヤ師匠で」
たい平師が枕でよく使い、寄席では結構笑いの取れるフレーズ。
というのも、師匠のこん平師は高座では漫談に近い《ちゃーざー村》や《卓球》の
話で終始するのに対し、たい平師は古典で客を泣かすなかなかの噺家
古典一辺倒かというと然に非ず、漫談でも爆笑をとる。
アドリブの凄さでは間違いなく5本の指に入るだろう。
寝ている客をいじり、散々笑いをとったところで「2分しか無いぞ」といいながら
《反対俥》見事完結させたり、「時の人」を突如古典の中に出演させるは、
声色も達者だはと 才能溢れる若手噺家なのである。



その彼が代演ながらも笑点出演!《全国区》に成れると喜んだのも束の間、
彼の良さが出てない。全くでてこない


【どうしちゃったの???たい平さん】


半年たっても、まだ円楽師匠に名前を覚えてもらってないから何とも言えない(笑)
うちの親も「なんでお前は手を上げているのに、指してもらえないんだい!」とか心配してましたからねぇ。円楽師匠からはあまり僕のこと見えないんだと思います。一番端の位置は見えづらいんですよ。それが出てみてわかったことかな。
隣の楽太郎師匠が手を挙げていると、自分の席からも円楽師匠が見えないし」
*1

そうか、そういうことだったのか
そのような事情があるにせよ、レギュラー人への気配りなのか、
一寸遠慮気味なのが気にかかる。


ガンガンいこうよ、ガンガンとね。