〜続きますように〜

試行錯誤の中で

今日は夫と月に1度の病院へ
MNさ〜ん
診察室から看護婦さんの声
夫と私がドアを開けた瞬間、担当医のW先生の顔がパッと明るくなり笑顔に。
「伸びましたね」「ここまで上がるんですよ」「お蔭様で」
同じような言葉を3人が何度繰り返したことか。

パーキンソンと診断されてから、W先生と3人4脚の闘いが始まった。

  1. 手足の振るえ
  2. つっかえるような足取り
  3. 腰が曲がる
  4. 首が上がらなくなる

ひどい頃は並んで歩くと、身長179cmの夫が158㎝の私よりも低くなる。
前屈みの姿勢はかなり続き、腰痛和らげるための低周波治療も行ったが、
効き目現れず、断念。
その都度、薬、量、服用法を変えてみる。

ある時 あれだけ苦しんだ腰の痛みが和らぎ、それに伴って背筋が伸びてきた。
「いいじゃん、いいじゃん」息子達も夫にエールを送った矢先、
その代替を求めるかのように、今度は首が下がってきた。
下がるというよりも、折れるという表現が的確だろう。
首のコルセットも試したが、徒労に終わる。
あれから3ヶ月

この猛暑の日差しを受けなかった夫の真っ白い喉仏が
 白く輝いている。