〜日本を救え’94〜

新しい世界が

この番組を見るまで【ラブストーリーは突然に】を知らなかった。
どこかで聴いたことがあるような気がしたが、小田和正の歌であったとは。
泉谷が先に歌いだしたものだから、
会場の【ウォー】の喚声で間違いなく彼の歌と思っていた。
その後、小田和正が歌ったことへの大きな喚声は、
ただ単にエールなんだろうなぁと^-^;
チューリップの【財津和夫】の姿も、曲《さぼてんの花》も初体験。
白井貴子にはブッタマゲタ!
新聞の広告欄によくコンサートの告知があったが、
《バレーボール選手が歌手になった》とばかり思っていたから。
そうそう【稲垣潤一】の《夏のクラクション》も
渡辺美里】の《マイレボリューション》も初めて聴いた。


テレビやラジオはこちらからチャンネルなりを選択しない限り、
どんなに流行ってもこちらの耳には届かないものだ、と痛感。



新鮮!
さらにこの番組は 普通の歌番組ではなかったのである。
泉谷しげる小田和正吉田拓郎中心に《奥尻 普賢岳》救済のためのチャリティーコンサート。
提案者は泉谷しげる
この前にもチャリティコンサートが行われ、さだまさし井上陽水らが参加している。
その中で忌野清志朗が《泉谷は 奥尻ばかり可愛いやがって 被災地は他にもあるんだ》のような発言があり、実現するのである。
【特別バンド誕生】
マスコミには参加者を発表しないという約束を、スタッフのひとりが破ってしまう。
スポーツ紙には未交渉の歌手名まで掲載される。
当然事務所からクレームが入る。
拓郎が怒る《俺は降りる》と言い出し、会議は6時間に及ぶ。
最終的にこの企画中止ということで、明日記者会見すると泉谷が席を立ったとき、
拓郎が小田に耳打ちする。
やる》と。
オイオイ 


いよいよ 参加者揃ってのリハーサルが開始する。
見応え充分。
途中「わがままが多いから決まらねえよ
どうして こうわがままなんだろ みんな」と小田の言葉には字幕まで付けて。



初日リハにはチャゲ&飛鳥が覗きにきてる場面も。
構成は小田和正であるから、各々のヒット曲を各自歌うだけなんてことは無い。
いろいろな形で、本家の歌に誰かが参加する。
もちろん ハーモニーつけて。
合唱が苦手という大友浩平、泉谷等に有無を言わせずバスのパートを押し付ける。
最後 無伴奏で歌う「あの素晴らしい愛をもう一度」見事。



拓郎と坂崎幸之助の足元映ったが ノー靴下。
既に彼等のほうが先を行ってたようですねぇ(^-^)v


素人には分からない難しい規約があるのだろうか、再放送は無かった。
上質な番組なのに。。。