〜新宿3丁目ゴールデン街から浅草ストリップ小屋〜

♪星の流れに 身を占って〜

ちあきなおみの《あかとんぼ》そのままの界隈が
忽然と姿を現した。
「ゥワー ここだぁ」
「いいなぁ いいなぁ」
不法地帯のイメージがあったその世界は、
小奇麗で小ざっぱりとした可愛らしい店が並んでいた。
肩透かしを食らうとはこのことか。
写真を撮りたかったが、撮影禁止となっている。
ここは素直に従ったほうが良いだろう。


初めて ゴールデン劇場に足を運んだ。
私が知っている限りでは、1番小さな会場である。
2月25日《すわ親治》の独り舞台。
30人座れたかな?ビール、お茶どちらか飲みながら...
タタタッ ッタン タタタッ ッタン(繰返し)(ギター)
♪いんじゃない♪←in the night
少人数の大爆笑


浅草は東洋館
2日のとりは《おぼんこぼん》
タップダンスで始まって 漫才へ。
彼等の芸は スマートである。
空席が目立つ会場で見ていると、映画のワンシーンであるかのような錯覚を起こす。
この後、楽屋に戻って、、、なにやらストーリーが展開しそう。
昨日のとりは 内海桂子
御年84歳
先日 駅の階段から落ちて おでこしこたま打って手首を傷めて。。。
デ、お元気!!!
兎に角 声がデカイ
《大きい》とかそんな生易しい言葉では駄目。
マイク通すと声が割れて聴こえるほどだ。
髪も着付けもご自分でなさってるとか。綺麗な仕上がり(^^)d


まぁ 艶のある都々逸《数え歌》楽しませていただきましたよ。
踊り 《奴さん》
片足回転もふらつくこと無く軽々と おまけに頼んでもいないのに(笑)
わざわざ太腿まで見せてくれて。
そうだ この東洋館 昔はストリップ劇場だったのだからこれでいいのだ〜。
客席には螺旋階段なんぞあるのもその名残り。
それにしても、桂子師匠のお元気なこと。
見習わなくては・・・
30歳ほど年下のよき伴侶。