〜草履あのねのね〜

知ってました?

先日『アド街』で浅草特集してましたね。
あの中で履物問屋さん紹介。
気になったのが草履。
30万円。。。。買っても もったいなくて履けないわ〜
(買えないというお家の事情はこの際無視^-^;)


数年前 コートのような長い羽織と、
ぼてっとした丸みを帯びた草履が流行。
この私も、其の両方揃えまつた。
左の2足がその草履。
デザイナー花井幸子さんのもの。
色もいいでしょ♪
が、買った当初はクッションもあって快適だったのですが、
鼻緒が緩んでくるのには閉口。
まぁ はき難いの何のって、疲れてきます。
特に下り坂になると、助けて〜〜〜。


そんなの簡単 鼻緒を詰めれば。。。とお思いでしょうが、
どこもやってくれません。
何故なら職人さんがいないから!
浅草の履物やさんの店先には、『当店以外のもの取り扱いません』と
張り紙してました。
わが町の履物やさん 引き受けてくれました。
が、お爺ちゃんですから
いつまでお店にでてくださるか。。。


デパートで、草履二足まで『お直し可』の週間があったので、
直していただきました。
この世界も職人さん激減だそうです。
中国で生産したり、或いは国内でも内職のような形でパーツ毎に分担するようになって、粗悪品も結構出回ってるそうです。
職人さんが見せてくれました。
それは右側の慶事用にと、それなりの価格を出した物。
なるほど 本来ならもっと長く巻き込まれてる筈の紐が
非常に短くなっています。
みていて修理し辛そう。


で、考えました。
やはりいつでも調整できる履物店で購入しようと。
幸い東武デパートの『ぜん屋』さん。
常時職人さんがいらっしゃるし、これで一安心。
価格も【ピンからキリまで】だし\(^o^)/


【補足】
草履は細めで小さめのほうが、着物も美しく見えるのだとか。
粋な芸妓さんなどは、軽くつっかけるような形で歩き
草履から踵がたっぷりと食み出るんだそうです。
但し立ってる時間が長い冠婚葬祭用は、
心持ち大きめで、足の裏が草履に収まるぐらいが良いのだそうです。