〜旅は道連れ 世は情け〜

深謝

10数年ぶりに富山へ行って参りました。
温泉地に行くまでの車窓から眺める冬の日本海と雪も楽しみです。
大分良くなった夫は、用心に松葉杖一本だけで。
長男も1日休暇をとっての二泊三日の旅。
三人ですから回数券利用。
これって以外と便利なのですよ♪
期間も乗車区間もお得。
さらに指定席、自由席選択可!
私は断然自由席派なもので。


一週間前の土曜日に同新幹線に乗った人の話ではこの時期空いてると。
一応大宮でチェック。
【満席です】
グワ〜〜〜ン。
しょうがない、来る電車に乗りましょう。


大宮で乗った瞬間
「どうぞ」とお声をかけてくださった若いパパさん。
幼稚園位のお嬢さん窓側で真ん中のご自分の席を譲ろうと、
通路のほうに出ようとなさるのです。
杖があるがために、申し訳ないやらで。。。
「ありがとうございます、でも大丈夫ですから」と夫婦で丁寧に遠慮させていただきました。
すると、今度はその後ろの席の方です。
奥様が小さなお嬢さんを膝に乗せ、ご主人が席を移動して夫に席を空けてくださいます。
ご好意に甘えることにいたしました。
初めに声を掛けてくださったかたが「すみません」と後ろのかたに。


その親切な若い二組のご夫婦は、次の停車駅【高崎】で下車されました。
初めに声をかけてくださったかたは、降りる際通路側の方に
私達が座りやすいように窓の方へ移動してくださらないかと仰ってます。
丸坊主の一見怖そうなおじさまにです!!
怖そうなおじさん「どうぞ、どうぞ座ってください」と私達を空席に座るよう促します。とてもにこやかに♪♪
「ごめんなさいね。私ちょっと気分が悪くてこのままですが」と付け加えて。


次の駅で下車されましたが、声をかけてくださり怖いことは何一つありませんでした(^^)/
素晴らしい人達に出会えた旅の始まりです。