〜サッチー〜

鉄の女

一時期連日のように報じられていたオバマVSヒラリー・クリントン
どちらが指名権を得ても《初代》「女性」:「黒人」大統領誕生!かも。
他国のことなれど、それなりに関心を持って楽しんでみてました。


「これは無理かな?」
ある日のヒラリーさん。
劣勢と言われてた投票会場で不覚にも落をぬぐうシーンが。


大統領にならんとする女史がですよ、しかも人前で、
これしきのことで泣かれちゃぁねぇ。


その時浮かんだのがイギリスのサッチャー元首相。
レディファーストの西洋に於いて、「鉄の女」の異名をとった位ですから、
さぞかし強い姿勢があったのでしょう。


そのサッチャー女史の悲しいニュース。
アルツハイマー病に侵されてるのこと。
それを知ったときは胸がキュンとなって。。。
今漸く書ける心境になりました。
せつないのが、既に他界されたご主人様のことを何度もお嬢さんに尋ねられるのだとか。
愛の深さを感じます。


10年以上前になるかしら
朝日新聞天声人語》だったと記憶しております。

=外国に訪問されたとき、お出迎えの要人達前に、サッサと歩いてしまわれる首相。その後をにこやかに握手して回るご主人=


英国流の風刺もあるのでしょうが、
ご主人のサポートぶりを褒め称えてました。
両極端に違うタイプの典型的な《お似合いのカップル》だったのでしょう。

最良のパートナーの死を自覚できない。
不謹慎な言い方かもしれませんが、「良かった」と思いました。
《鉄の女として》夫の死に気丈に振舞わなくてよいのですから。
なによりも、彼女には 愛する夫は生きているのです。