〜下町ダニーローズ第10回公演〜

文学狂男〜縛り首の季節〜

昨年は紀伊国屋ホール
今年は打って変わって 学芸大駅近くの小さな小さな千本桜ホール。


原作:室生犀星「あに いもうと」
脚色・演出:立川志らく


かの三谷幸喜監督が観に来られ、感想提出するのを忘れて翌日届けに来られたのだとか。
本日は チケット捥ぎりの列で私の前に高田文夫氏が。
目がギョロリで迫力のあるお顔立ちでした(^◇^)ノ


さて お芝居ですが、
落語をかなり意識して
衣装(主にオレンジ色の作務衣)と舞台の背景は変わらず。
テーマ;少人数の壮絶な空間



前衛的ともいえる芝居
(狂気の世界を意識してのことなのでしょうか)
「心地よい狂気と、不快な狂気がある 
どちらかといういと、不快な方に入ってた気がする」とは連れの感想。
驚くほどの大きな音で、場面が切り替わるのも、チョイ苦痛でした。


鼻炎薬の副作用で、始めのほうは睡魔との闘い。
芝居に集中しにくい体調だったこともありましたが、
過去三回の芝居と比較すると、物足りなさを感じました。



演出には、出演者でもある、なべおさみ氏の手助けもあったと書かれてますが、
志らく師匠お得意のアレンジ「笑い」の場面があってもよかったかなぁとも・・。
原武昭彦 独特の個性が今回薄れてたかな?