〜布施明〜

悪い人は書けない。

小説家 布施明の言葉です。
2009年 6月12日 所は中野サンプラザホール

優しい人しか書けない布施明に、
昨日1人で【ガッテン;ガッテン;ガッテン】してました。


【過去にも何度か小節を書いてますが、
悪い人が書けなくて、出る人出る人最後には全員いい人になってる」
のようなトークが。


映画化が決まった《このてのひらほどの幸せ》
孤児となった二人の幼い兄弟と接する大人達。
回想録風に書かれた短編に、
あちらこちらのライブ会場で啜り泣きが聞こえたものです。


逃げ出した施設へ戻るとき、職員達が優しく彼らを迎え入れて。。。
布施明のいう《いい人しか書けない》を顕著に物語っているのが、
この場面だと思います。
初めて朗読を聞いた時、ここでホッと胸をなでおろしましたよ。
当時は施設にも入りきれない孤児が多かっただろうし、
職員の人数も限られていたことだろうにと思うと。。。


布施タンの朗読で自分なりの人物像ができていますが、
映画ではどうなるのでしょう。


初日に絶対見るぞ!!!(アッ 新潟からだ)