〜高峰秀子〜

oyumi2011-05-01

女の鑑

「この人は頭がいい」
母が ブラウン管の向こうで話す女優高峰秀子をみると、
必ずといっていいほど口にしてました。
40年以上も前のことです。


美容院に行くと、数冊の女性誌を持ってきてくれます。
ほとんどが若い子向けの、きゃぴきゃぴした雑誌でちゅ。
その中に
どっしり ほとんど新刊そのもののような本が一冊。
それが婦人画報であります。
月刊誌ではありますが、
たまに行く美容院ですから、私にとりましては季刊誌のようなものです。

ぱらぱら
「あっ まだやってる」的に読むのが高峰さんへの
インタビュー交えた記事です。
いつしか、そこから読み始めるほどの楽しみになっていました。


絵の仲間と語り合う喫茶店に置いてある週刊誌
そこに彼女の特集記事がありました。
高名な画家が描かれた【高峰秀子】数点を寄付するのだと。
身辺の整理をはじめられたと書いてありました。
その時にお召しになっていたお着物が
今回買った【高峰秀子の流儀」の表紙に使われてます。

奇跡

ジュリーのお芝居で行ったサザン・シアター
余裕をもって家を出ましたので、
会場に着いても、たっぷり時間が余ってます。
あまりにも暇なもので、エスカレーターで本屋さんへ。
今 思い返しても不思議なのですが、
この本は一体どんなところにあったのだろう。。。
どこで目に飛び込んできたのかしら。。。
とにかく
【あっ 本になってる】で中をペラペラ捲るでもなく
そのままレジへ。

帰りの電車で読み始め
家についてからは、【やめられない とまらない】の状態。
その間 幾度となくpc経由の辞書のお世話になりました。
だって、見たことのない漢字;熟語がでてくるのだもの(^^ゞ
それは、彼女の言葉の中にあったり、
あるいはインタビュアーしつつの著者の中にあったりで、
まるで 乙女時代の現国の教科書のようになってます。

カバーを汚さないよう
更にカバーしました。
ラップの中サイズです。