〜一粒で〜

oyumi2008-11-20

二度も三度も美味しく

二十歳前後かしら
今はなくなりましたが、○越の逸品会で母が見立てたもの。
余り好きではなかったのですが、
面白いもので、若い頃より中年になってからのほうが、
似合うようになった色柄です。


八掛は濃い目の桃色でした。
あまりにもあまりかな??
八掛を水色に換え、袖の長さも標準に。


そろそろ表も染め直そうと思い、
希望は墨色。
柄にその濃淡が出れば面白いかな?と思っていたのですが、
第一段階ですので、薄くかけます、
当然希望の色とは程遠いのでありますが。。。


ふと裏をみると、なんと綸子のような風合い。
これ 面白い!!
色の出方が玉虫風なのですよ。
決定♪♪♪
普段なら、二度、三度とチェックするのですが、
【このまま、掛けちゃって】
八掛は金茶に。
この水色は他の着物で。。。


と、言ったのに。。。。
綺麗な水色まで濃い墨色に!!!
喪服じゃないよ(;-;)


黒が主流なので、お袖でお遊び。
元の袂丈に戻しました。
普段見慣れてるものより、8センチほど長くなります。
喪服じゃないんだよ〜〜とね。


さて、これなのですが、
微かにですが、それらしく見えますでしょう。
遠目は【妙にテカテカも喪服】ですが(>_<)
八掛 色付きなんで、そこをなんとか(^^ゞ



昔の絹は今よりしっかりしてるらしいですから、
派手目の着物。
染め替いかがでしょう?